CEATEC@幕張メッセで、有機EL標準化活動についてNEDOのブースで発表してきました。
CEATECとは、最先端IT・エレクトロニクス総合展のことです。
展示は、パナソニックや東芝などの、大手企業から、台湾などのアジア諸国の半導体メーカーなどに及びます。
最先端の中でも、今回とくに印象深いのが、エアリアルイメージングプレートという空中表示デバイスでした。液晶ディスプレイに表示された画像がプレートを通過した後に空中で結像する仕組みです。
要するに、空中に「像」が浮かんでいるわけですから、例えばセンサーと組み合わせれば、直接機器に手を触れなくても表示内容を更新することが可能です。
手術中のお医者さんが術中に確認ごとをしたいとき、その手で違う場所を確認できるなどに応用できるそうです。
なにも、特別な所ばかりじゃありません。身近に台所でぬか床をかき混ぜたお母さんが(ぬか床じゃなくてもいいですけどね)、その手でそのまま次の料理のレシピを確認する、なんていうことができてしまうのです。
横から「うちにも欲しい」という声がしますが、聞こえないふり。